かなり更新の間が開いてしまいました。
開いた時間にインプットした情報をこの場でアウトプットさせていきたいと思います。
思考や物事の捉え方も少し変わったのでその辺りも順にお伝えしていきたいと思います。(間違いなく効率は上がり、成長のスピード感も感じれています。)
さて、タイトルにもある通りトレーニングをする人、しない人に関わらず人々の中では永遠と「筋肉が脂肪に変わった」「脂肪が筋肉に変わった」説が語られてきているかと思います。
本質的に見れば脂肪と筋肉は組織や構成が全く違うためこの説は完全に否定できます。
しかし、科学的なところは少し置いておくとあながちこの説は間違っていないとも言えます。
つまり、「脂肪が筋肉に変わる」可能性はあるとも言えます。
(解剖を勉強されてきた方は「は?」と思われるかもしれませんが仮説としてご覧ください。)
「脂肪が筋肉に変わる」メカニズム
冒頭でも言いましたが科学的には「脂肪が筋肉に」のメカニズムはありえません。
ただ、仮説として脂肪が筋肉に変わるとしましょう。
体重が増えたことによる変化を各項目から見ていきましょう。
仮説Aさんのスペック:
30歳 178cm 65kg 体脂肪 15%(やや痩せ型)
高校の頃に野球をやっていたので運動神経には自信があり、ウエイトトレーニングは行っていた。
大学卒業後、地元の会社に就職。月1回ほどの草野球のみの運動習慣。
夏に向けてボディメイクをしたいためフィットネスクラブへ入会。週3回ほど通う。
食事面
食事量を普段より増やし体重が2ヶ月で5kg増えました。
*ここでのポイントはしっかりとタンパク質を意識して摂ります。ラーメンやファーストフードなど脂質の多いものは避けます。
体組成
体重が5kg増えたせいで体脂肪が18%と少し肉づきがよくなった印象を受けます。
*いつも通りのトレーニングができなくなるほど体脂肪量を増加させてしまうと元も子もありません。動けなくなるほど脂肪を乗せるのは逆効果です。
トレーニング
体重が増えたおかげで取り扱う重量が増えます。減量時と比べて炭水化物や脂質も十分に摂っているのでレップ数やセット数も増えていきます。
脂肪が筋肉に変わると言われる理由
Aさんの変化を見ていきましょう。
見た目は体重が乗り、すこし太ったような印象を受けるかもしれません。しかし、トレーニングの強度は確実に上がっています。
トレーニング強度とはダンベルやバーベル、ウエイトスタックの重さや反復回数(レップ数・セット数)を総合的に見て評価します。(厳密にはウエイトを挙げるスピードやウエイトの移動距離、休憩時間の長さも強度の評価にも反映されます。)
重いダンベルや多いセット数、短い休憩時間などが強度の高いトレーニングとなります。
つまりこう言う構造になると考えられます。
- 体重が増える
- トレーニング強度が高くなる
- 筋肉がつく
このまま終わってしまうと脂肪が取れていないのでただただガタイがよくなって終わりです。
目標体重や目標期間を設定し、その時点から減量することで増量前より見違えるほどの変化があると思います。
もちろんダイエットで筋肉も脂肪と落としては元も子もないので慎重に正しく減量してください。
(筋肉量を落とさずダイエットできる方法にケトジェニックという方法があります。)
まとめ
この投稿では例を出して検証しましたが、あながち「脂肪が筋肉に変わる」ということは間違いではないかもしれません。
ただ、全てトレーニングありきの話でトレーニングは絶対に忘れないでください。
トレーニングも他のスポーツと同じように年間、月間、週間とスケジュールして動くことで圧倒的な結果が手にできますので、増量の計画やダイエットの計画も長い計画性を持って行いましょう。