「トレーニングは気力と根性!」ということがみなさんの頭のどこかにありませんか?
それはもはや「真夏の部活で水を飲むな!」という古い考えの一つにすぎないかもしれません。
現在では運動をして水分を失ったカラダにとって水を飲まないほうが、パフォーマンスを低下させるどころか、非常に危険な行為であることは誰もがご存知であると思います。
トレーニングに関してもいかに集中して質を高められるかが非常に重要であり、「根性で行った2時間のトレーニング」より「集中して行った質の高い1時間のトレーニング」のほうが効果的であることは言うまでもありません。
そこでトレーニングの質を高めるためにもヨガを推奨します。
無論、偉そうにブログを書いているぼくも昔は高重量を振り回すだけの根性派でした。
しかし、なかなか筋肉がつかず悩んでいたぼくにとってトレーニングを根本から変え、みるみる見違えるカラダにしたのはプロテインなどのサプリよりヨガの要素を取り入れたトレーニングかもしれません。
今では、ぼくの最終的な目標とするオーガニック肉体改造の重要なポジションにヨガが位置していることは間違いありません。
ヨガと筋トレ
以前、有名なカレー屋さんの店主の方からお話を聞く機会がありました。曰く、
カレーは陰と陽がすべて。肉のエネルギーが陽とすれば香辛料(種)は陰の力がある。どちらかが欠けてもいいカレーはできない。陰陽のバランスが取れてはじめておいしいカレーができる。
まさに目から鱗でした。これを聞いてぼくのトレーニングの質はガラッと変わりました。
トレーニングは肉体的にも精神的にも興奮状態が続くため知らない間に自らのココロとカラダに負担をかけていました。これが陽のパワーです。
しかし、ヨガを行うことでココロもカラダもリラックスすることができました。これが隠のパワーです。
つまり、陰と陽のバランスがしっかりとれたことでよりナチュラルなカラダになり、質の高いトレーニングを行うことができました。
自宅でもできる簡単なヨガ
本来ならヨガスタジオへ行きしっかりとしたプログラムに参加されることをオススメしますが、(ぼくも含めて)なかなか足を踏み出すことができないのが現状だと思います。
そこでぼくが自宅やトレーニング前に行ってる簡単なヨガをご紹介します。
用意するもの
特にありません。ベッドの上でもジムのマシンの上でもどこでもできるのが1番の特徴です。
強いて言うならヨガマットは1000円程度なのであってもいいかもしれません。
ちなみにぼくは自宅で地べたに座る際にも使えるので常備しています。
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呼吸法
- 鼻からゆっくり大きく息を吸う
- 口からゆっくりと息を吐く
この動作を繰り返すのみです。
特筆するような方法は特にありませんが、意識することとして
- 息を鼻から吸う際は肺が膨らむことを感じる
- 口を狭めて肺の空気を出し切る
特に肺の膨張と収縮に全意識を向けると自然と外の音が遮断され神経を集中させることができます。
この呼吸法によって神経が研ぎ澄まされると目の前の行動、つまりトレーニングに集中することができます。
ヨガの呼吸法を筋トレで
一般的にヨガは鼻から吸って鼻から吐くという鼻呼吸が一般的ではありますが、慣れていない方にとってはこの行為自体がストレスとなってしまう可能性があります。
呼吸自体がストレスとなってしまっては元も子もありませんので無理をせず口から息を吐くことをオススメしました。
また、これをトレーニング中に行うことでも一段と集中力が増し質の高いトレーニングとなります。
力を入れる際は口から息を吐き、力を戻す際には鼻から息を吸い、ニュートラルのポジションでは次のレップス(挙げる動作や引く動作)へ行く準備をします。
ぼくはこれを意識的に行うだけでかなり質の高い集中したトレーニングになりました。
まとめ
食事の栄養価や効果は見える研究結果であり、ある程度不変のものではありますが、トレーニングの効果については個人差がかなりあり、一概に正解は1つであるとは言えません。
まずは、たくさんのトレーニング方法を試し、自分に合った方法を見つけることが1番です。
ただし、根性で筋トレをこなして何日もの間筋肉痛にうなされるという結果を招いた際は間違いなく失敗です。最悪の場合、怪我を招く恐れもあり大変危険ですので、許容量をオーバーしすぎることはくれぐれもないように心がけてください。
ヨガで筋トレの質を高める方法と合わせて「筋肉がつかないあなたへ。たった2つの原因と改善方法」もお読みください。